絹沢は相談業務をしているのですが相談が一回きりの方もいるんですけれど、その後継続して関わりを持つ方々が大半です。
毎月定期的に訪問してお話を聞くことになるのですが、まれに(この人ちょっと苦手だなあ…)と思ってしまう方も中にはいるんです。
皆さんには苦手に感じるような人はいますか?
ちょっととっつきにくそう…。
反応が薄くてなんだか困る…。
自分のことをぐいぐい話してくる…。
批判的なことばかり言うのでめげる…。
上記は実際に絹沢がちょっと苦手だなと感じてしまった理由になります。
気がついたら苦手意識を持っていた、なんてこともあるかもしれません。
苦手な人と嫌でも関わっていかなければならないのはしんどくなりますよね。
ではどうしたらいいのか、苦手な人に対してその人への『見方を変えてみる』ことをお勧めします。
見方を少し変えることで、苦手意識は薄れていくので是非最後まで読んでみてくださいね。
苦手意識を持ったままだと
苦手と思う人と関わらなければいけない、そう思うだけで気持ちに負担がかかってしまいます。
苦手と思っているだけでついその人のことを考えてしまったり、また関わらなければならないと思うと会ってもいないのに憂鬱になってしまいますよね。
心に負担を感じることは大きくストレスを抱えてしまいます。
そんなストレスを持った状態が続くことで次第に心が病み、身体にも悪い影響が出て病気を引き起こしてしまうかもしれません。
苦手意識は気持ちにマイナスなことしか発生させないのです。
苦手になった原因を探る
まず、その人のことをなぜ苦手になってしまったのかを考えてみることが良いでしょう。
その人を苦手になった理由や原因はなんでしょうか。
”だってあの人のこと苦手なんです。“
”苦手なんだからしょうがない”
”ただただ苦手…。”
もしこのように思っていたとしてもそれがあなたの本心で紛れもない事実となっています。
しかし、そのような感情を意味なく持つことはないと思われます。
苦手な人のことを考えることはとても憂鬱な気分になるかもしれませんし時間の無駄と思うかもしれません。
だけど、考えてみる必要はあるのです。
物事には始まりがあり、始まりから様々な経過を重ねていきます。
その中に“なぜそうなったのか”という原因が存在します。
原因がわかることで解決することだってあります。
苦手だと思う理由、感じたこと、理由がわかればその後の対応も変わるかもしれません。
”何故”を自分に問いかけてみましょう。
思いきって近づいてみる
苦手と感じている部分や原因がわかったとしてもやっぱり苦手なことには変わらない、そう考えてしまいます。
その相手には極力近づかないように、できるだけ避けたい、そう思いますよね。
どうしても関わらなければいけない時は、最低限の関わりで済ましている、なんてこともあります。
しかしあえて近づいてみることが、見方を変えることができる方法なのです。
避け続けていてはますます苦手になっていきます。
避けるから、嫌いのままなのです。
近くに行きその人のことをみて話をしてみましょう。
遠くから見て思っていた事が、近くで見ると違って見えることだってあります。
苦手、嫌いな部分だけ見ていては何も変わりません。
相手をよく見て、知ることで抱いていた感情が覆される、なんてことはよくあります。
苦手や嫌いの感情がいつの間にか消えていることだってあります。
相手のことを知るために見る視点を変えることで違う見方ができるのです。
見方を変えてみるためにあえて近くに行く、試してみるのもありですよ。
さいごに
他人は変えらないのなら手っ取り早く自分が変わればいいのです。
苦手な人や嫌いな人がいてどうしようもなく苦痛を感じているのなら、そのストレスを減らせるように自分を変えてみましょう。
苦手の原因を考えて、相手をよく知るため近くによることで持っていた印象が変わり苦痛なく過ごせるようになるかもしれません。
自分の気持ちを楽にするためにも見方を変えてみましょう。