相談援助職を生業の私ですが、基本デスクワークが中心です。
ケアマネ業としてはご利用者様宅への訪問をするのですが、移動は車なので歩く機会もそんなにありません。
皆さんは日常的に何か体を動かすことをしていますか?
「忙しくて運動している時間なんてない…」
「仕事で疲れているのに更に疲れることはしたくない…」
「動かしたいって思ってはいるけど面倒でやる気が出ない…」
などなど、体を動かす事をやらない理由は様々ですよね。
適度な運動がとてもいい事はわかっているけど、なかなか実行できずに悩んでいる人もいるかもしれません。
今回の記事では”体を動かす事の大切さと効果”について伝えたいと思います。
準備もいらない簡単に行える運動も3つ紹介します。
体を動かす機会が減ると
体を動かす=運動ですが、運動不足を感じている人はとても多いようです。
日々の忙しさや疲れるなど様々な理由で日常生活の中に取り入れる事が難しいと思っているからです。
それに世の中便利な家電やシステムが普及し、体を動かす機会は減っています。
しかし体を動かす機会が減ることは色々なリスクが発生するのです。
病気へのリスク
休日は何もせずダラダラしてたらもう夕方…、なんてことありませんか?
その間普通に食事したり間食していたり。
食べた分動かないでいると脂肪としてだんだん身体に蓄積されていきます。
結果体重増加、肥満になってしまいます。
肥満は高血圧、糖尿病といった生活習慣病等への発症リスクが高くなります。
体が重くなる事で、腰や膝に負担がかかり痛みが見られたりもします。
病気になる以外にも、見た目の変化に伴い、(こんな自分は嫌だ)と性格が内向的、卑屈になってうつ病になる可能性すらあるのです。
体力、筋力の低下
風邪などで3、4日寝込んでいただけで、病み上がり体を動かす事が大変だった、そんな経験ないですか?
動かない生活を続けていると徐々に体力が衰え疲れやすくなってきます。
体のバランスに必要な筋肉も使わない事で筋力低下を招くのです。
筋力低下によりふらつきやバランスを崩しやすくなったり、段差でつまづきやすくなるといった日常生活に影響が出てくることも見られてきます。
弱ることで最悪歩く事ができなくなり、寝たきりになる危険性だってあるのです。
人の体は機能を使わないでいると、あっという間に衰えていくものなのです。
体を動かす効果
実際私も数年前は仕事後疲れてすぐ横になり、休日は家でゴロゴロだらだら、お菓子を好きなだけ食べ、「幸せ〜」なんて日々を過ごし、運動なんてまるっきり行うことはしていませんでした。
結果、体重増加や体力、筋力の低下、うつ病にまでなってしまったのです。
「このままじゃ嫌だ、何とかしないと!」と思い立ち、生活に無理のない範囲で体を動かす事を始めました。
少しずつ体を動かす事を意識して過ごしていったところ、とても良い効果が得られている事に気付きました。
・疲労回復になる!
疲れている時こそ体を動かすと、血行がよくなり、こりも軽減されます。
ただし、動かしすぎて疲れすぎないように注意をしましょう。
・気分転換ができる!
ストレスや憂鬱な気分の時等に少しでも体を動かす事で気持ちの切り替えができます。
怒りでイライラ時や悲しい時にも効果ありです。
・食欲を抑えられる!
軽い運動で過度な食欲が抑えられ、それにより体重増加防止につながります。
更に腰や膝痛の軽減になりますし、肥満を防ぐことにもなりメタボや生活習慣病の予防、 諸々の病気へのリスクが減ると考えられています。
・睡眠の質が上がる!
寝る前のストレッチで寝付きが良くなり、朝もすっきり起きれます。
・筋力・体力低下予防!
当たり前ですが動く事で筋肉、機能の維持が図れます。
体力、筋力低下の予防になります。。
心肺機能もアップして、疲れにくい体へと変化します。
体を動かす頻度
「体を動かすのがすごく良いことなのはわかったけど、どの程度やればいいの?」と考えますが、その人その人によると思います。
人間の気持ちなんて変わるものなのですし、その日の体調だって同じではないのですから。
ちなみに私は「運動しないと!」と言う気持ちではなく、「少し体動かそうかな」ぐらいの気持ちで行っています。何より習慣にする事が大事だと考えます。
いきなり「よし、今日から10キロ走るぞ!」なんて決めても、継続できなければ意味がありません。
習慣化するには小さなことからで良いのです。
無理をせずできる範囲で自分なりに体を動かしていけば良いと思います。
簡単にできる運動3つ
忙しい日常生活の中で、ほんのちょっと”体を動かそう”と思った時に、オススメのとても簡単な運動を3つ紹介します。
ラジオ体操
いつでも場所を取る事なくできます。音源は自分で思い出したり、動画やTVでもあります。
何より3分ほどの時間で手軽に効果が得られます。
ストレッチ
気づいたらどこにいてもどこの場所でもできます。
体が硬くなると思うように体が動かせなくなります。
そうならないように、生活のスキマ時間を利用して実践しましょう。
筋を伸ばす時に呼吸は止めないことと、息は吸ってから「フーー」ではなく「はーー」とはく事がポイントです。
歩くこと
歩くことも体を動かすことでは手軽にできます。
特に何も準備もいりません。
散歩でもいいし、買い物ついででもいいしテクテク歩くだけで良いんです。
5分でも10分でも無理せず歩く事が大事です。
だた歩きすぎは良くないので程々に。
起床後などは体温が上がっておらず運動は危険ですので注意です。
さいごに
体を動かす事の大切さと効果、準備もいらない簡単に行える運動を紹介しました。
少しでも体を動かすことは心身ともに良い影響しかありませんね。
忙しい毎日だからこそ自分の身体のため、日常生活の中に上手く取り入れて習慣化させてみてはどうでしょうか?
ながら運動など無理のない範囲で是非行ってみて下さい。